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目次
ノアの水没・冠水で、処分費を払う前に確認すること
台風や突然の集中豪雨により、大切な愛車のノアがシートの上まで泥水に浸かってしまうと、本当にショックですよね。ただし車内に鼻を突くような強い泥臭さが充満し、スライドドアのボタンを押しても電装系がショートしてピクリとも動かない状態になっても、途方に暮れる必要はありません。
しかし、「動かないから廃車費用で5万円かかります」と言われて、そのまま処分費を払ってしまうのは絶対にやめてください。 なので、水没したノアを処分費を払って捨てるのは、自分からお金をドブに捨てるようなものです。というのは、見た目が泥だらけで動かなくなったノアであっても、海外では喉から手が出るほど欲しい超人気車種だからです。
泥水がシートまで浸かったノアの価値とは
一般的に、乗用車は床上まで浸水すると価値が激減します。というのは、エアコンの配管や足元の電装パーツにサビやカビが発生し、日本の査定基準では修理費用が100万円以上かかるから価値ゼロと判断されるからです。なのでディーラーに相談しても、「レッカー代と解体費用を合わせて5万円いただきます」と冷たく断られてしまうケースが後を絶ちません。
ですが、ここで一回止まって、世界の車市場に目を向けてみましょう。ノアは日本国内だけでなく、東南アジアやアフリカ、中東などの国々で「頑丈で人がたくさん乗れる最高の送迎車」として絶大な信頼を得ています。ただし泥水に浸かってエンジンがかからなくなっても、車体の骨格、ドアパネル、ガラス、サスペンションといったパーツは痛んでおらず、そのまま中古部品として高値で取引される仕組みが出来上がっています。
損をしないために今すぐ確認すべきこと
処分を決める前に、まずは現在のノアの状態を冷静に確認しましょう。ただし自分で車を動かそうとする必要はありません。というのは、手元にある書類と、車の浸水状況を記録することが最初の一歩だからです。
- 浸水の高さ(シートの上までか、ダッシュボードまで届いているか)
- キーを回したりスタートボタンを押したりしていないか(絶対に通電は不可)
- 車検証が手元にあり、名義が自分になっているか
大雨で冠水したノアは、見た目が悲惨でも「パーツの塊」として高値で買い取れるルートが存在します。 なので処分費用を払って数十万円の損をする前に、水没車を専門に扱う買い取り店に相談するのが、一番賢い手残りを増やす方法です。
ディーラーと事故車専門店の費用・対応の比較
費用と手元に残るお金の決定的な違い
水没したノアを処分するとき、どこに連絡するかで手元に残るお金が10万円以上変わることがあります。というのは、一番身近なディーラーに相談すると、整備工場までのレッカー代や解体のための事務手数料、車内の清掃費などを請求されるのが一般的だからです。
いっぽう、水没車や事故車を専門に扱う買取店に頼むと、レッカー移動から廃車の手続きまですべて無料で行い、さらに車体そのものに値段をつけて買取ることがほとんどです。なのでいま処分費用を見積もってもらっているなら、そのまま払うのはちょっと待ちましょう。
ディーラーは新車や中古車を売るのが本業のため、動かない水没車を再利用するルートを持っていません。なので「処分費用がかかる」と言われてしまいます。ただし専門店はノアの部品を海外へ売る仕組みがあるため、水没していてもお金を出して買い取ることができます。
ディーラーと水没車専門店の費用比較表
具体的にどれくらいの金額差が出るのか、一般的な目安を表にまとめました。なので自分のノアを処分するときに置き換えてみましょう。
| 費用・手元の金額 | ディーラーに頼む場合 | 水没車専門店に頼む場合 |
|---|---|---|
| レッカー引き取り費用 | 15,000円〜30,000円(自己負担) | 0円(無料引き取り) |
| 廃車・名義変更の手数料 | 10,000円〜20,000円(自己負担) | 0円(代行費用無料) |
| 車体の買取り価格 | 0円(査定がつかない) | 50,000円〜300,000円(買取り) |
| 手元に残る合計金額 | 約25,000円〜50,000円の支払い | 約50,000円〜300,000円がもらえる |
※記載の金額はあくまで一般的な目安であり、車両の年式や水没の深さによって変わります。金額を保証するものではありません。
手元に残る金額で損をしないための注意点
正直なところ、ディーラーに「廃車費用で5万円かかります」と言われると、動かない車だけに諦めて払ってしまいそうになります。しかし処分費用を払うどころか、専門店の査定を使えば逆にお金を受け取れるケースが圧倒的に多いです。
ノアのようなファミリーカーは、車内が濡れてシートが使えなくなっていても、スライドドアの機械部品やエンジンの金属パーツ、アルミホイールなどに十分な価値が残っています。なので処分費用を請求されたら、一回止まって専門店の無料査定を試すのが得策です。
- レッカー代が本当に無料か事前に確認する
- 手続きの代行費用が後から請求されないか調べる
- 戻ってくる税金の受取人が自分になっているか確認する
冠水した状態ごとの査定のちがい
| 水没の深さ | ノアの状態とダメージ | 買取での評価と査定の傾向 |
|---|---|---|
| タイヤの半分の高さ | フロア下の配線に水が触れた程度 | 車内の臭いがなければ、通常に近い中古車価格で買えることがある |
| 床面・シート下まで | シート下に泥水が入り臭いが発生 | 車内パーツは厳しいが、エンジンや外装部品の価値で十分な値がつく |
| ダッシュボード上まで | 電気系統とエンジンが完全に停止 | 丸ごとの走行は無理だが、海外向け部品・金属資源として買い取られる |
ディーラーと水没車専門店の費用・対応の比較
| 比較する項目 | ディーラーで廃車する場合 | 水没車専門の買取店の場合 |
|---|---|---|
| レッカー引き取り費用 | 1万〜3万円(自己負担) | 完全無料(動かなくても対応) |
| 廃車の手続き代行料 | 1万〜2万円(自己負担) | 完全無料で代行 |
| 車両自体の査定額 | 0円(または処分費用を請求) | 数万〜数十万円で買取 |
| 手元に残る最終金額 | 1万〜5万円の赤字 | 数万〜数十万円の黒字 |
戻ってくる税金・保険料の仕組み
- 自動車税(種別割):都道府県に払っている毎年の税金
- 自動車重量税:車検のときにまとめて払った税金
- 自賠責保険料:法律で加入が義務付けられている強制保険
まずは手元にあるか確認したい基本の書類
- 自動車検査証(車検証):車の情報が載っている一番大切な書類です。
- 印鑑登録証明書(印鑑証明):発行から3ヶ月以内のものを2通用意します。
- 実印:印鑑証明と同じ柄のハンコです。譲渡書類に押すために使います。
- 自賠責保険証明書:車検と一緒に更新している保険の紙です。
- 自動車税種別割納付証明書:今年度の自動車税を払った証明書です。
- 委任状:手続きをお店に代わりにやってもらうための書類です。
- 譲渡証明書:車を次の所有者に渡すことを証明する書類です。
車を取りに来てもらうための準備手順
- 鍵を差し込まずエンジンをかけない
- 可能であればバッテリーのマイナス端子を外す
- 車内にある貴重品や子どもの荷物をすべて出す
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