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目次
フィットの車検切れ・放置で、処分費を払う前に確認すること

ホンダのフィットを所有している人がいるのですが、車検が切れたまま自宅の駐車場や契約駐車場に長く放置してしまっていませんか。車検が切れているお車は法律により公道を走らせることができません。車検が切れた車は動かせないので手続きが面倒だからです。処分するにはレッカー代や処分費用で数万円単位のお金がかかるかもしれないと悩み、車をそのまま放置し続けてしまう人が非常に多くいます。
ここで一回止まって、まずは冷静に現状を整理しましょう。実は車検切れで動かないフィットであっても、あなたが処分費用を支払う必要はありません。というのは、処分する手順を工夫するだけで、手元にお金を残せる可能性が十分にあります。
税金が毎年引き落とされ続ける恐怖とリスク
車検が切れて乗っていなくても、陸運局で一時抹消登録などの正式な手続きを完了していない限り、毎年4月1日時点で所有者宛てに自動車税の納付書が届き続けます。フィットの場合は排気量に応じた自動車税が毎年課せられます。1年間で約3万4,500円前後の出費となるので、2年放置すれば7万円近くの税金を捨てることになります。ただし、3年放置すると10万円以上の税金を捨てることと同じ状態になってしまいます。
さらに恐ろしいのは放置が長引くことです。放置が長引くことでバッテリーの完全放電やエンジンの固着が進みます。なのでタイヤの変形やブレーキの焼き付きが進んでしまいます。車を放置すればするほどお車の状態は悪化するので、車を処分する際の選択肢が狭まってしまいます。
なぜ「車検切れ放置のフィット」でも価値が残るのか
一般的にディーラーに処分を相談すると、車検が切れて公道を走れないため積載車の費用が必要と言われます。なので手続きの代行費用がかかると言われて、数万円の請求を受けるケースが少なくありません。いま出された処分費の見積もりを、あなたはそのまま払うつもりでしょうか。というのは言われるがまま処分費を払ってしまうのは、非常にもったいない選択だからです。
フィットは日本国内だけでなく、海外のオークション市場や中古パーツ市場でも極めて高い人気を誇る車種です。たとえ年式が古くて長期間放置されてエンジンがかからない状態であっても、外装パネルやライト類には大きな価値が残っています。というのはハイブリッド用の部品や触媒に含まれる貴重な金属資源など、パーツ単位で見れば価値が残っているからです。事故車・廃車の処分を専門に行う買取店であれば、動かないフィットであっても積載車で無料引き取りを行ってくれます。なので専門の買取店はパーツの価値をオンライン査定などで正しく評価して、買取金額をつけてくれます。
損をしにくくする正しい一歩
車検切れ放置のフィットを処分する際に最初に行うべきことは、ディーラーや近所の整備工場に引き取りを頼むことではありません。まずは無駄な費用を1円も払わず積載車で無料引き取りを行ってくれる買取専門店に、見積もりを依頼しましょう。専門の買取店に放置しているお車の価値を正しく評価してもらい、無駄な出費を最小限に抑えましょう。
ディーラーと事故車専門店の費用・対応の比較
車検が切れて何年も放置してしまったフィットを処分するとき、多くの人が最初に思い浮かべるのが買ったお店(ディーラー)への相談です。ただし公道を走れないフィットを処分する場合、ディーラーと廃車・事故車専門店では最終的に手元に残るお金や費用に大きな差が出てしまいます。いま処分費の見積もりを出されて、あなたはそのまま払おうとしていませんか。
正直なところ車検切れで動かないフィットをディーラーに持っていくと、処分費用をとられることがほとんどです。なので専門の買取店や廃車店に頼むと、費用がかからないどころかお金が戻ってくるケースがあります。まずは両者の費用や対応の違いを、分かりやすい表で比べてみましょう。
費用と対応の比較表
一般的に車検が切れたフィットを処分する際にかかる費用と手元の金額の目安は以下の通りです。
| 比較項目 | お店(ディーラー) | 廃車・事故車専門店 |
|---|---|---|
| 引き取り費用(積載車代) | 1万5,000円〜3万円 | 0円(無料) |
| 廃車手続き代行手数料 | 1万円〜2万円 | 0円(無料) |
| 車の買い取り価格 | 0円(または処分料請求) | 1万円〜5万円以上(状態による) |
| 手元に残るお金(合計) | マイナス2万5,000円〜5万円 | プラス1万円〜5万円以上 |
※こちらの金額はあくまで一般的な目安であり、車の年式や走行距離、保管場所の状況によって前後します。
なぜ費用にここまでの差がつくのか
ディーラーは新しい車を売るのが本業です。車検が切れて動かせないフィットを引き取りに行くにはレッカー車や積載車の手配が必要になるので、お店はその作業費をそのままお客さんに請求せざるを得ません。ただしお店側の書類手続きの手間も手数料として発生します。なので合計で数万円の出費(マイナス)になってしまうのです。
一方で事故車・廃車の専門店は、動かないフィットから使えるパーツを取り出したり金属資源としてリサイクルする独自のルートを持っています。フィットは国内外で非常に人気がある車種なので、エンジンや外装パーツやバンパーに価値が残っています。というのは専門店が自宅まで無料で車を引き取りに来てくれて、さらに車の価値をお金として支払ってくれる仕組みになっているからです。
放置フィットを処分する際の手続き注意点
ディーラーに頼むとお店までレッカーで運んでくださいと言われたり、積載車が入れる広い場所まで自分で動かすよう求められることがあります。ただし車検切れのフィットで公道を走ることは法律で固く禁じられているので、レッカー会社を自分で手配すると余計な費用がかかります。
事故車・廃車の専門店であれば、狭い駐車場や細い路地に放置されたフィットであっても、プロのスタッフが専門の機材を使って安全に引き出してくれます。無駄な出費を抑えて賢くフィットを処分したいなら、最初から専門店に相談するのが一番の近道です。
戻ってくる税金・保険料の仕組み
戻ってくるお金を受け取るまでの流れと金額目安
| 戻ってくるお金の種類 | 対象となる条件 | 受け取る時期の目安 |
|---|---|---|
| 自動車税(種別割) | 廃車手続きを行った翌月〜3月までの残存月数 | 手続き完了後 1ヶ月〜2ヶ月程度 |
| 自動車重量税 | 車検の残存期間が1ヶ月以上ある場合のみ(車検切れは対象外) | 解体届出完了後 2ヶ月〜3ヶ月程度 |
| 自賠責保険料 | 解約時の保険有効期間が1ヶ月以上ある場合のみ | 保険会社解約後 1週間〜2週間程度 |
フィットの廃車や買取に必要な基本書類一覧
- 自動車検査証(車検証の原文。原本が必要です)
- 印鑑登録証明書(発行から3ヶ月以内のものを2通用意します)
- 実印(印鑑証明書と同じ印鑑を申請書へ捺印します)
- 自賠責保険証明書(車検が切れていても手元にあれば提出します)
- 自動車税の納付証明書(直近の納付状況を確認するために使います)
- 委任状(手続きを業者へ代行してもらうために実印を捺印します)
- 譲渡証明書(車の所有権を業者へ移すために実印を捺印します)
