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目次
プリウスの10万km超・過走行で、処分費を払う前に確認すること
10万キロを超えたプリウスに乗っていると、お店で走行距離が伸びているのでお値段がつきませんと言われることがあります。なので、処分するなら手数料がかかりますと言われてショックを受ける人がたくさんいます。走行距離の大台を超えると大きなハイブリッドバッテリーの交換時期ですねと不安な話ばかりをされることも珍しくありません。
ただし、お店から言われた査定結果や処分費用の見積もりをそのまま信じて、お金を払って手放してしまうのはもったいない行動です。というのは、10万キロを超えたプリウスでも査定で値段がつく価値は十分に残っているからです。
走行距離だけで価値が決まらない理由
プリウスは日本国内だけでなく世界中で大人気の車です。ただし、10万キロという距離は日本の感覚ではたくさん走った古い車に見えます。なので、海外市場ではまだまだ絶好調で走れる丈夫な車として評価されています。エンジンや車体の耐久性が高いため、20万キロや30万キロを超えても元気に走り続けるプリウスが世界中で活躍しているのが理由です。
また、プリウスには高価な金属や再利用できるハイブリッド部品が使われています。なので、車としてそのまま走らせる用途以外にも、分解してパーツとして販売したり金属資源としてリサイクルしたりする仕組みが整っています。ただし、一般的なガソリン車なら値段がつかないような状態であっても、プリウスなら部品や素材の価値だけで数万円以上の値段がつくケースがあります。
処分費を払う前にやっておくべきチェック手順
お店から処分料が必要と言われたら、まずは立ち止まって以下の確認を行いましょう。ただし、いま処分費の見積もりを渡されて、そのまま払う気になっているなら焦ってサインをする前に確認しましょう。というのは、次の順番で確かめることで余計な出費を防げるからです。
- ハイブリッドバッテリーの警告灯がメーターに点灯していないか確認する
- 車検証を見て、車検の残り期間がどれくらい残っているか調べる
- ディーラー以外の事故車・廃車専門の買取店に査定を申し込んでみる
警告灯がついておらず普通に走れる状態なら、国内の買取市場で高値がつく可能性が残っています。なので、もし警告灯がついていたとしても、専門のお店ならハイブリッド電池やモーターを部品として買い取ってくれます。ただし、処分費用を支払ってマイナスになるどころか、手元にお金を残して売却できるチャンスがある事実を確認しましょう。
ディーラーと事故車専門店の費用・対応の比較
10万kmを超えたプリウスを手放すとき、最初にディーラーへ行くと距離が伸びているので下取りはほぼ無理ですねと言われるケースが多いです。なので、逆に処分代がかかりますと言われることがあります。ディーラーは新車を売るのが本業なので、走行距離が多い中古車や将来的にハイブリッドバッテリーの交換が必要になる車を自分たちの店で保証付き販売することを嫌がります。ただし、廃車手数料やレッカー代を差し引いた結果として、手元に残るお金が0円やマイナスになる提示になりがちなのです。
ディーラーの言いなりになって処分費用を払ってしまうのは、損をしてしまう行為です。というのは、事故車や過走行車を扱う専門店であれば、10万kmを超えたプリウスでも十分なお金を出して買い取ってくれるからです。専門店は自社でバッテリーの部品を取り出してリサイクルしたり、距離を気にしない海外市場へ輸出したりするルートを持っています。
お店ごとの対応や費用にどれくらいの差が出るのかを、表で比較しましょう。
| 比較する項目 | ディーラーで下取り・処分 | 事故車・過走行の専門店 |
|---|---|---|
| 引き取りレッカー代 | 1万5,000円〜3万円(自己負担) | 0円(無料出張引き取り) |
| 廃車手続き代行代 | 1万円〜2万円(自己負担) | 0円(無料で代行) |
| 車本体の買取価格 | 0円〜1万円程度 | 3万円〜15万円(状態による) |
| 手元に残る最終金額 | マイナス5万円〜0円 | プラス3万円〜15万円 |
※上の表に示す金額は一般的な目安であり、お車の詳しい状態や年式によって実際の査定額は上下します。
手元に残るお金でこんなに差が出る理由
表を見ると明らかですが、ディーラーと専門店では手元に残るお金の差が10万円以上になることがあります。ディーラーへ頼むと車の査定額がゼロに近いだけでなく、車を動かすためのレッカー代や名義変更の手数料を請求されます。なので、処分するのにお金を払わなければならない状況に陥ります。
戻ってくる3つのお金と計算の考え方
- 自動車税:毎年4月時点の所有者が1年分を前払いしています。車を手放した翌月から3月までの残りの月数分が、月割りで戻ってきます。例えばプリウス(排気量1.8L)の自動車税は年間36,000円(※登録時期により異なります)なので、半年の残月数があれば約18,000円が戻ります。
- 重量税:車検のときにまとめて払う税金です。車を解体(廃車手続き)した場合のみ、次の車検までの残り月数に応じて月割りで戻ってきます。残り1年(12か月)あれば、約10,000円前後が手元に戻る計算になります。
- 自賠責保険料:すべての車に加入が義務付けられている保険です。解体手続きを行い、保険会社で解約申請をすることで、残り月数分が戻ります。残り1年で約5,000円〜7,000円程度が目安となります。
戻ってくるお金の金額目安と受け取れる時期
| 残り車検期間 | 自動車税の戻り額 | 重量税・自賠責の戻り額 | お金が届く時期の目安 |
|---|---|---|---|
| 残り12か月 | 約18,000円 | 約15,000円 | 手続き後 1〜2か月以内 |
| 残り6か月 | 約9,000円 | 約7,500円 | 手続き後 1〜2か月以内 |
| 残り6か月 | 約9,000円 | 約7,500円 | 手続き後 1〜2か月以内 |
| 残り3か月 | 約4,500円 | 約3,700円 | 手続き後 1〜2か月以内 |
手続きを始める前にそろえておく基本書類リスト
- 自動車検査証(車検証):車の身分証明書です。最新の原本が必要です。
- 印鑑登録証明書(印鑑証明):発行から3ヶ月以内のものを2通用意します。
- 自賠責保険証明書:有効期間が残っている必要があります。
- 自動車税種別割納付証明書:今年度の税金を払った証拠となる書類です。
- 実印:印鑑証明と同じ柄のハンコです。譲渡書類の捺印に使います。
- 委任状:お店に手続きを代わりにやってもらうための書類です。
- 譲渡証明書:車を誰から誰へ渡すかを証明する書類です。
- リサイクル券(A券・B券):購入時に支払ったリサイクル料金の証明です。
2. 敷地や駐車場にそのまま長期間放置すること
- 12Vの補機用バッテリーが完全に放電し、鍵すら開かなくなる
- ハイブリッド用のメインバッテリーが自己放電し、再利用できなくなる
- タイヤが変形し、ブレーキパッドが錆びついて固着し、移動すら困難になる
- 4月1日を跨ぐと、乗っていなくても新しい年度の自動車税が請求される
ほかの比較
